お久しぶりです。
先週は合宿でした。サッカー部の。
やはり三年間というブランクは長かった。体力が全然足りない。それでもどうにか三泊四日のサッカー漬けの日々を乗り切り、足の捻挫という怪我を土産に帰投。
かなりきつかったですが、楽しかったです。
自分の課題とかも改めてちゃんと見えてきましたしね。あとは意識を行動に反映させるだけ。まそれが一番難しいわけですが。
そしてお金がない。割と切実に。
今月発売の新刊とか、未だに一切手を付けてませんし。ガンガンすら買ってないという。……いっそ、このままガンガンも買うのやめちゃいましょうかね。ガンガン買うの控えれば、文庫本一冊分あるいはコミック一冊分のお金が浮きますからね。
ガンガンで好きな作品については、これからコミック集めていけばいいかなー、と。具体的には『鋼の錬金術師』、『ソウルイーター』、『屍姫』、『Doubt -ダウト-』、『清村くんと杉小路くんろ』、『マテリアル・パズル』あたり。
……こうして見ると、あまり今のガンガンに期待してる作品ってなかったんだなあ、と気付かされますね。大抵の作品はなんだかんだで楽しんで読んでるわけですが。それでも、単行本集めようと思うほどの作品はこれくらいだった、と。
毎年7〜9月は小説にしろ漫画にしろ色々と出るので、この時期はお金のやりくりが大変なんですよね。バイトして稼がないと。
さっさと『BLACK LAGOON』関連を買わないと、来月が苦しい……。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とか、個人的目玉商品もありますしね。
ところで、禁書目録はまた間が開くんでしょうか。鎌池さんといえば異常な速筆なはずなのですが、前巻が6月。それからさらにまた四ヶ月というのは、鎌池さんの場合逆に異常なように感じられてしまいますね。漫画の方も、単行本出るほどストックないですし。どうしたんでしょ。アニメに合わせてってことなのかもしれませんが、それなら9月とかの方が効果的っぽいしなあ……。
まあ、『ダブルブリッド』を延々待ち続けた人間にとっては、三ヶ月四ヶ月なんて長いの内に……入りますね、やっぱり。鎌池さんの場合なんか特にですが。
んで、先週末から今週にかけては徹底的にバイト。午後一杯が塾講師のバイトで埋まってます。
割はいいんですが、やっぱりちょっと大変。基本的に立ちっぱなしの仕事ですし、何より人に物を教えるっていうのがどれだけ難しいことなのかを痛感しました。
昔お世話になった先生方がどれだけ偉大な存在なのか思い知らされます。
学校の先生になりたいという人は、塾講師で物を教える経験というものを積んでおいた方がいいかもしれません。
慣れてくると、これがけっこう楽しかったりします。
読書
『四季』シリーズ(森博嗣)
他……何か読んだ気がしないでもないけど、すっかり忘れてますね。
まあ、それだけこの作品の印象が強かったということで。
S&MシリーズとVシリーズを繋ぎ、そして二つの一連の物語に終止符を打つ、真賀田四季の物語。
二つのシリーズの人物関係や背後を明らかにするとともに、真賀田四季という人物の特異性、超越性を浮き彫りにする。
これを読んだ感想は、ただただ「すごい」の一言に尽きます。陳腐な言葉ではありますが、これ以外に何も思い付かないくらい、『四季』という作品は飛び抜けている。
『すべてがFになる』の時点で全てが組み上げられていたとしか思えないような、あまりにも緻密な物語の裏で暗躍する――周囲が勝手に動いているだけのようなものですが――真賀田四季。文章を読んでいるだけで、一人の天才がそこにいるような錯覚に陥るほどです。
この作品に対しては賞賛以外の言葉が思い浮かびません。
このような素晴らしい物語と出会えたことに感謝。
小説
さて、今日もまたどんどん長くなってきましたが、創作小説について。
なんだかんだいいつつ、結局『マブラヴ』の方にかかり切りになっているのが現状だったりします。
『andante』の方もネタは練っているんですが、あまり捗らないんですよね。現在3000字程度で停止中。
そしてこういう時に限ってやって来る新作ネタ。兄と義妹の割と真面目なお話と、突然壁をぶち破って現れた自称メイドロボこと世界最悪の戦闘用アンドロイドのお話。まほろさんみたいな貧乳コンプレックス以外完璧ロボだったりはしません。ほんとにダメダメロボ子になる予定。ただし魔神ブウ子みたいに体重にコンプレックス抱えてもいません。
「もしもし、親父? 今お茶の間を騒がせてるモスト・センセーショナルな暴走ロボ娘が我が家に襲撃仕掛けててオレの命風前の灯火でアイ・アム・ダイイングな状況なんだけどこれどうすればいいかな?」
から始まるロボ(女)×人間なラブコメっぽいお話。
昔はラブコメとかコメディは苦手だったはずなのになあ……。
今じゃコメディが一番書きやすかったりします。まあ、コメディとシリアスが完全に分化しちゃってるんですけどね。
どうにか融合させられるようにしたいところ。
先週は合宿でした。サッカー部の。
やはり三年間というブランクは長かった。体力が全然足りない。それでもどうにか三泊四日のサッカー漬けの日々を乗り切り、足の捻挫という怪我を土産に帰投。
かなりきつかったですが、楽しかったです。
自分の課題とかも改めてちゃんと見えてきましたしね。あとは意識を行動に反映させるだけ。まそれが一番難しいわけですが。
そしてお金がない。割と切実に。
今月発売の新刊とか、未だに一切手を付けてませんし。ガンガンすら買ってないという。……いっそ、このままガンガンも買うのやめちゃいましょうかね。ガンガン買うの控えれば、文庫本一冊分あるいはコミック一冊分のお金が浮きますからね。
ガンガンで好きな作品については、これからコミック集めていけばいいかなー、と。具体的には『鋼の錬金術師』、『ソウルイーター』、『屍姫』、『Doubt -ダウト-』、『清村くんと杉小路くんろ』、『マテリアル・パズル』あたり。
……こうして見ると、あまり今のガンガンに期待してる作品ってなかったんだなあ、と気付かされますね。大抵の作品はなんだかんだで楽しんで読んでるわけですが。それでも、単行本集めようと思うほどの作品はこれくらいだった、と。
毎年7〜9月は小説にしろ漫画にしろ色々と出るので、この時期はお金のやりくりが大変なんですよね。バイトして稼がないと。
さっさと『BLACK LAGOON』関連を買わないと、来月が苦しい……。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とか、個人的目玉商品もありますしね。
ところで、禁書目録はまた間が開くんでしょうか。鎌池さんといえば異常な速筆なはずなのですが、前巻が6月。それからさらにまた四ヶ月というのは、鎌池さんの場合逆に異常なように感じられてしまいますね。漫画の方も、単行本出るほどストックないですし。どうしたんでしょ。アニメに合わせてってことなのかもしれませんが、それなら9月とかの方が効果的っぽいしなあ……。
まあ、『ダブルブリッド』を延々待ち続けた人間にとっては、三ヶ月四ヶ月なんて長いの内に……入りますね、やっぱり。鎌池さんの場合なんか特にですが。
んで、先週末から今週にかけては徹底的にバイト。午後一杯が塾講師のバイトで埋まってます。
割はいいんですが、やっぱりちょっと大変。基本的に立ちっぱなしの仕事ですし、何より人に物を教えるっていうのがどれだけ難しいことなのかを痛感しました。
昔お世話になった先生方がどれだけ偉大な存在なのか思い知らされます。
学校の先生になりたいという人は、塾講師で物を教える経験というものを積んでおいた方がいいかもしれません。
慣れてくると、これがけっこう楽しかったりします。
読書
『四季』シリーズ(森博嗣)
他……何か読んだ気がしないでもないけど、すっかり忘れてますね。
まあ、それだけこの作品の印象が強かったということで。
S&MシリーズとVシリーズを繋ぎ、そして二つの一連の物語に終止符を打つ、真賀田四季の物語。
二つのシリーズの人物関係や背後を明らかにするとともに、真賀田四季という人物の特異性、超越性を浮き彫りにする。
これを読んだ感想は、ただただ「すごい」の一言に尽きます。陳腐な言葉ではありますが、これ以外に何も思い付かないくらい、『四季』という作品は飛び抜けている。
『すべてがFになる』の時点で全てが組み上げられていたとしか思えないような、あまりにも緻密な物語の裏で暗躍する――周囲が勝手に動いているだけのようなものですが――真賀田四季。文章を読んでいるだけで、一人の天才がそこにいるような錯覚に陥るほどです。
この作品に対しては賞賛以外の言葉が思い浮かびません。
このような素晴らしい物語と出会えたことに感謝。
小説
さて、今日もまたどんどん長くなってきましたが、創作小説について。
なんだかんだいいつつ、結局『マブラヴ』の方にかかり切りになっているのが現状だったりします。
『andante』の方もネタは練っているんですが、あまり捗らないんですよね。現在3000字程度で停止中。
そしてこういう時に限ってやって来る新作ネタ。兄と義妹の割と真面目なお話と、突然壁をぶち破って現れた自称メイドロボこと世界最悪の戦闘用アンドロイドのお話。まほろさんみたいな貧乳コンプレックス以外完璧ロボだったりはしません。ほんとにダメダメロボ子になる予定。ただし魔神ブウ子みたいに体重にコンプレックス抱えてもいません。
「もしもし、親父? 今お茶の間を騒がせてるモスト・センセーショナルな暴走ロボ娘が我が家に襲撃仕掛けててオレの命風前の灯火でアイ・アム・ダイイングな状況なんだけどこれどうすればいいかな?」
から始まるロボ(女)×人間なラブコメっぽいお話。
昔はラブコメとかコメディは苦手だったはずなのになあ……。
今じゃコメディが一番書きやすかったりします。まあ、コメディとシリアスが完全に分化しちゃってるんですけどね。
どうにか融合させられるようにしたいところ。
最近、改めて自分の文章は冗長だと感じます。
一口に冗長と言っても、いい冗長さと悪い冗長さがあるんですよね。
いい冗長さの筆頭は森博嗣や西尾維新。悪い冗長さで言うと、奈須きのこでしょうか。この辺の区別に関しては異論あるでしょうが。
んで、勿論僕の冗長さは後者。直そうとは思っても、どんどん詰め込みたくなってしまうんですよね。
そんなことやってる内に、『ヴァイアラス』の改稿第一章、玖瓏と沙耶が出会って一騒動終わるまでに、22,000字も費やしているという始末。ちなみに旧版では8,500字も使ってませんでした。
まあ、キャラ増やしたり第二話に続けるためのネタを色々仕込んだりしてるから、増えるのは当然なんですが……それにしたって、ねえ?
まあ、今じゃそれが自分の持ち味みたいなもんだってある程度割り切ってる部分もあったりしますから、いいんですけどね。意図的にエスカレートさせてる部分もあったりしますし。
なんていうか、冗長さって、状況や内面描写に関してはくどいってなってしまうんですけど、あるキャラクタの哲学というか、信条を描写している限りにおいては、別に許されるような気がするんです。西尾維新の言葉遊びとか、森博嗣のいつになったら事件が起きるのん?的なお喋りタイムとか。ああいうのって、会話だったり、登場人物の人間性を垣間見られたりっていう意味で、逆に必要不可欠なものだったりするんですよね。むしろあれがあってこその森博嗣で西尾維新なわけで。
いい意味での冗長さを残して、悪い意味での冗長さを削っていければと思います。
そういえば、『Arch Enemy Another』ですが、またもや設定変わりました。主人公のキャラクターが『Arch Enemy』からは少々遠ざかりましたが、より《Arch Enemy》らしくなったのではないかな、と思います。
話変わって。
多くの方にとってはとてもくだらないというかどうでもいいことをとても真面目に語ってみようシリーズ。一回でもやればそれは立派なシリーズだと思います。
今回の議題は、アドベンチャーゲームやノベルゲームについて。
今更ながら、あれってよく出来たシステムだと思います。
純粋に話を楽しませるというか、プレイヤーの感情に訴えかけるという意味では、殆ど完成されたシステムと言えるのではないかと。
あの手のフォーマットでは必ず、「文章」「絵」「音楽」という三つの要素があります。最近(と言うほど最近ではありませんが)ではこれに「声」が付くのが普通なようですが。
音声とかBGMっていうのは、人間の感情には強烈に訴えかけてくるんですよね。ほら、歌を聴いて元気になるとか、逆に凹むとかってあるじゃないですか。あれって、やっぱり声の持つ力だと思うんですよね。声というか言葉。
この手のゲームだと、文字+音声でキャラクターの台詞を表現しますよね。つまり、視覚と聴覚、両方に訴えかけてくるわけで。
それにプラスして画像の力があります。特に、ここ一番の燃え所、萌え所、泣き所では、必ずといっていいほど一枚絵が用意されています。
そういう場面で使われる一枚絵っていうのは、そのシーンの中でも、最も強烈な一瞬を抜き出した物なんですよね。だから、映画とかドラマよりも、ある意味じゃ破壊力が大きいんですよ。ただし、そこにある非現実性を許容できれば、の話ですが(まあ、プレイヤーは皆許容できるからこそプレイしているのでしょうが)。
文章、画像、音楽、音声。四つがうまく組み合わされば、そりゃ感動的だったり燃えたりするわけですよ。
それに、画像を用いることで、文章を削ることも出来ますしね。少ない文章でも、画像や音楽、効果音と併用することで、長い文章よりもずっと多くの情報を伝えることが出来るわけです。
映画やドラマには映画やドラマにしか出来ない表現があるように、アニメにはアニメにしか出来ない表現があるように、ゲームにはゲームにしか出来ない表現がある。
少なからず能動的に作品に取り組むことを強制する読み物の形式としては、AVGやVNGというのはきっと、殆ど完成された形式なのだと思います。通常の小説がこれに劣るというわけでは決してありませんが。
正直なところ、ちょっとだけこの手のゲームのシナリオライターっていうのをやってみたいと思ったり。
難しいでしょうけどね。
さて、シナリオライター繋がりで虚淵玄。『Fate/Zero』の著者でもある虚淵氏です。
なんとなーく小学館のガガガ文庫のページ見てたんですよ、発売情報。そしたら、そこに『ブラック・ラグーン』の文字があるじゃないですか(あ、そういえばアニメ第三期やるみたいですね。ロベルタ狂乱編をやるんでしょうか)。
そのときは「うわ、ブラクラノベライズとか、どんだけ無謀なんだよ」とか思ったんですが、よくよく著者名見てみると、そこには虚淵玄の文字。……これが面白くないはずがねえ。
同じくガガガ文庫からは田中ロミオの『AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜』なるラブコメが出るそうですしね。ガガガ文庫は何だかんだで楽しみにしてたり。『天元突破グレンラガン』の小説第四巻はいつ出るんでしょう。
……そして来月頭には『お釈迦様もみてる』がとうとう文庫化。……これ、どういう反応すればいいんでしょうか。祥子さまと祐巳とか、令さまと由乃さんとか、その手のスール組が出て来ないのは不安ですが、花寺でのお話というのも、それはそれで楽しみだったりします。
……あ、そういえば『きみとぼくが壊した世界』買ってないや。さっさと買わないと。
読書
『時間泥棒』(J・P・ホーガン)
『存在の耐えられない軽さ』(ミラン・クンデラ)
『青の炎』(貴志祐介)
以上三冊。
『時間泥棒』は決して九曜さんの日記で触れられてたから買ったというわけではありません。いや、割と影響されて読みたいと思った作品とか多いですけど。
これは純粋にホーガン作品を探してる内に巡り会いました。
NYで局地的に時間の流れが遅くなって、一部の科学者が異世界のエイリアンが時間を盗んでるんだと主張しだして……というお話。
以前読んだ『星を継ぐもの』とは随分趣が違います。現代が舞台ですし、SFと言われてぱっとイメージしやすい宇宙船やスパコン、ロボットの類も登場しません。
けど、やっぱり面白いのは流石。どことなく『星を継ぐもの』に通じる物を感じ取ることが出来ます。
この作品は訳者にも恵まれているかと。原版からしてそうだったのでしょうが、会話がうまい。その良さを翻訳者がうまく引き出してくれているので、SFらしくないシーンでも退屈せずに読めました。
次は『造物主の掟』辺りに行きましょうかね。
『存在の耐えられない軽さ』。どこかでお勧めの本としてあげられていたので読んでみた作品。
……正直、どう言っていいかわからない。
形式としては、筆者が「私」として登場人物達についての伝記を語っていく、みたいな感じ。要するに、地の文に筆者の存在が現れてくるわけです。
それに慣れるまで、かなり時間がかかりました。三人称で進んでいるのかと思いきや、突然「私」が現れてくるんですから。しかも、その「私」が色々と解説したり、想像を巡らせたりする。小説としてはかなり異色と言えるかと。
……あと、正直なところ、訳者があまりうまくないです。殆ど原文直訳なんでしょうね。エクスクラメーションマーク(!)が文章中にすごく出て来るんです。これが英語とかだと、そんな違和感なかったりします。けど、日本語にすると、その多さが変に思えてしまうんですよね。こういうのって、きっと言語の使い方の違いから出て来るんでしょう。大雑把に言うと、「We put a question mark on the end of interrogative in English, don't we?」と「英語だと疑問文の最後にはクエスチョンマーク付けますよね」の違い。
こういったそれぞれの言語の違いを生かした訳が欲しいところ。まあ、原文に忠実に訳すっていうのも優れた訳者ではあるのかもしれませんが。
読者としては、小説としての面白さをより多く持った訳で読みたいわけで。
さて、肝心の内容。……が、これも評価しづらい。というのも、登場人物に共感しづらいんですよね。究極の恋愛小説と銘打ってはいるものの、その恋愛観が全然違う。
あと何年か経ってから読み直してみればまた違うのかもしれませんが、ぶっちゃけ、あまり面白いとは思えませんでした。序盤は良かったんですけどね。
あと二、三十年くらい経って読んだら、もしかしたら面白いのかもしれません。
『青の炎』。ぶっちゃけ、割と前に途中で投げた本。
いや、面白くないってことは決してなかったんです。むしろ、面白いから読めなかったというか。
ジャンルで言うと、倒叙推理小説。要するに、犯人を探偵役が推理して見つけ出すのではなく、犯人が完全犯罪を目指して犯行をするものの、犯人が追い詰められていくというもの。わかりやすくいうと『古畑任三郎』とか、ああいうの。
普通、この手の作品の犯人は外道というか、逮捕されることによってカタルシスが得られるんですよ。『古畑任三郎』で推理が終わって背景黒くなってスポットライト当たるときとか、見てて気持ち良かったでしょ?
けど、『青の炎』は違う。主人公(犯罪者)に感情移入してしまうように出来ているんです。
だから、追い詰められていく主人公を読み進めていくのが辛くなってしまって。倒叙推理小説というのは、推理小説であるからには、犯人に幸福な結末は待っていないんです。それをわかりながら、救いのない結末に向かって読み進めていく。
面白いだけに余計タチが悪い。
まあ、個人的には大絶賛の作品だったりしますが。
拍手返信
7/9
> 23:24 AN/とてもよかったです。
どうもありがとうございます。最近はすっかり更新の滞っている『andante』ではありますが、現在執筆中ですので、もうしばらくお待ちを。
一口に冗長と言っても、いい冗長さと悪い冗長さがあるんですよね。
いい冗長さの筆頭は森博嗣や西尾維新。悪い冗長さで言うと、奈須きのこでしょうか。この辺の区別に関しては異論あるでしょうが。
んで、勿論僕の冗長さは後者。直そうとは思っても、どんどん詰め込みたくなってしまうんですよね。
そんなことやってる内に、『ヴァイアラス』の改稿第一章、玖瓏と沙耶が出会って一騒動終わるまでに、22,000字も費やしているという始末。ちなみに旧版では8,500字も使ってませんでした。
まあ、キャラ増やしたり第二話に続けるためのネタを色々仕込んだりしてるから、増えるのは当然なんですが……それにしたって、ねえ?
まあ、今じゃそれが自分の持ち味みたいなもんだってある程度割り切ってる部分もあったりしますから、いいんですけどね。意図的にエスカレートさせてる部分もあったりしますし。
なんていうか、冗長さって、状況や内面描写に関してはくどいってなってしまうんですけど、あるキャラクタの哲学というか、信条を描写している限りにおいては、別に許されるような気がするんです。西尾維新の言葉遊びとか、森博嗣のいつになったら事件が起きるのん?的なお喋りタイムとか。ああいうのって、会話だったり、登場人物の人間性を垣間見られたりっていう意味で、逆に必要不可欠なものだったりするんですよね。むしろあれがあってこその森博嗣で西尾維新なわけで。
いい意味での冗長さを残して、悪い意味での冗長さを削っていければと思います。
そういえば、『Arch Enemy Another』ですが、またもや設定変わりました。主人公のキャラクターが『Arch Enemy』からは少々遠ざかりましたが、より《Arch Enemy》らしくなったのではないかな、と思います。
話変わって。
多くの方にとってはとてもくだらないというかどうでもいいことをとても真面目に語ってみようシリーズ。一回でもやればそれは立派なシリーズだと思います。
今回の議題は、アドベンチャーゲームやノベルゲームについて。
今更ながら、あれってよく出来たシステムだと思います。
純粋に話を楽しませるというか、プレイヤーの感情に訴えかけるという意味では、殆ど完成されたシステムと言えるのではないかと。
あの手のフォーマットでは必ず、「文章」「絵」「音楽」という三つの要素があります。最近(と言うほど最近ではありませんが)ではこれに「声」が付くのが普通なようですが。
音声とかBGMっていうのは、人間の感情には強烈に訴えかけてくるんですよね。ほら、歌を聴いて元気になるとか、逆に凹むとかってあるじゃないですか。あれって、やっぱり声の持つ力だと思うんですよね。声というか言葉。
この手のゲームだと、文字+音声でキャラクターの台詞を表現しますよね。つまり、視覚と聴覚、両方に訴えかけてくるわけで。
それにプラスして画像の力があります。特に、ここ一番の燃え所、萌え所、泣き所では、必ずといっていいほど一枚絵が用意されています。
そういう場面で使われる一枚絵っていうのは、そのシーンの中でも、最も強烈な一瞬を抜き出した物なんですよね。だから、映画とかドラマよりも、ある意味じゃ破壊力が大きいんですよ。ただし、そこにある非現実性を許容できれば、の話ですが(まあ、プレイヤーは皆許容できるからこそプレイしているのでしょうが)。
文章、画像、音楽、音声。四つがうまく組み合わされば、そりゃ感動的だったり燃えたりするわけですよ。
それに、画像を用いることで、文章を削ることも出来ますしね。少ない文章でも、画像や音楽、効果音と併用することで、長い文章よりもずっと多くの情報を伝えることが出来るわけです。
映画やドラマには映画やドラマにしか出来ない表現があるように、アニメにはアニメにしか出来ない表現があるように、ゲームにはゲームにしか出来ない表現がある。
少なからず能動的に作品に取り組むことを強制する読み物の形式としては、AVGやVNGというのはきっと、殆ど完成された形式なのだと思います。通常の小説がこれに劣るというわけでは決してありませんが。
正直なところ、ちょっとだけこの手のゲームのシナリオライターっていうのをやってみたいと思ったり。
難しいでしょうけどね。
さて、シナリオライター繋がりで虚淵玄。『Fate/Zero』の著者でもある虚淵氏です。
なんとなーく小学館のガガガ文庫のページ見てたんですよ、発売情報。そしたら、そこに『ブラック・ラグーン』の文字があるじゃないですか(あ、そういえばアニメ第三期やるみたいですね。ロベルタ狂乱編をやるんでしょうか)。
そのときは「うわ、ブラクラノベライズとか、どんだけ無謀なんだよ」とか思ったんですが、よくよく著者名見てみると、そこには虚淵玄の文字。……これが面白くないはずがねえ。
同じくガガガ文庫からは田中ロミオの『AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜』なるラブコメが出るそうですしね。ガガガ文庫は何だかんだで楽しみにしてたり。『天元突破グレンラガン』の小説第四巻はいつ出るんでしょう。
……そして来月頭には『お釈迦様もみてる』がとうとう文庫化。……これ、どういう反応すればいいんでしょうか。祥子さまと祐巳とか、令さまと由乃さんとか、その手のスール組が出て来ないのは不安ですが、花寺でのお話というのも、それはそれで楽しみだったりします。
……あ、そういえば『きみとぼくが壊した世界』買ってないや。さっさと買わないと。
読書
『時間泥棒』(J・P・ホーガン)
『存在の耐えられない軽さ』(ミラン・クンデラ)
『青の炎』(貴志祐介)
以上三冊。
『時間泥棒』は決して九曜さんの日記で触れられてたから買ったというわけではありません。いや、割と影響されて読みたいと思った作品とか多いですけど。
これは純粋にホーガン作品を探してる内に巡り会いました。
NYで局地的に時間の流れが遅くなって、一部の科学者が異世界のエイリアンが時間を盗んでるんだと主張しだして……というお話。
以前読んだ『星を継ぐもの』とは随分趣が違います。現代が舞台ですし、SFと言われてぱっとイメージしやすい宇宙船やスパコン、ロボットの類も登場しません。
けど、やっぱり面白いのは流石。どことなく『星を継ぐもの』に通じる物を感じ取ることが出来ます。
この作品は訳者にも恵まれているかと。原版からしてそうだったのでしょうが、会話がうまい。その良さを翻訳者がうまく引き出してくれているので、SFらしくないシーンでも退屈せずに読めました。
次は『造物主の掟』辺りに行きましょうかね。
『存在の耐えられない軽さ』。どこかでお勧めの本としてあげられていたので読んでみた作品。
……正直、どう言っていいかわからない。
形式としては、筆者が「私」として登場人物達についての伝記を語っていく、みたいな感じ。要するに、地の文に筆者の存在が現れてくるわけです。
それに慣れるまで、かなり時間がかかりました。三人称で進んでいるのかと思いきや、突然「私」が現れてくるんですから。しかも、その「私」が色々と解説したり、想像を巡らせたりする。小説としてはかなり異色と言えるかと。
……あと、正直なところ、訳者があまりうまくないです。殆ど原文直訳なんでしょうね。エクスクラメーションマーク(!)が文章中にすごく出て来るんです。これが英語とかだと、そんな違和感なかったりします。けど、日本語にすると、その多さが変に思えてしまうんですよね。こういうのって、きっと言語の使い方の違いから出て来るんでしょう。大雑把に言うと、「We put a question mark on the end of interrogative in English, don't we?」と「英語だと疑問文の最後にはクエスチョンマーク付けますよね」の違い。
こういったそれぞれの言語の違いを生かした訳が欲しいところ。まあ、原文に忠実に訳すっていうのも優れた訳者ではあるのかもしれませんが。
読者としては、小説としての面白さをより多く持った訳で読みたいわけで。
さて、肝心の内容。……が、これも評価しづらい。というのも、登場人物に共感しづらいんですよね。究極の恋愛小説と銘打ってはいるものの、その恋愛観が全然違う。
あと何年か経ってから読み直してみればまた違うのかもしれませんが、ぶっちゃけ、あまり面白いとは思えませんでした。序盤は良かったんですけどね。
あと二、三十年くらい経って読んだら、もしかしたら面白いのかもしれません。
『青の炎』。ぶっちゃけ、割と前に途中で投げた本。
いや、面白くないってことは決してなかったんです。むしろ、面白いから読めなかったというか。
ジャンルで言うと、倒叙推理小説。要するに、犯人を探偵役が推理して見つけ出すのではなく、犯人が完全犯罪を目指して犯行をするものの、犯人が追い詰められていくというもの。わかりやすくいうと『古畑任三郎』とか、ああいうの。
普通、この手の作品の犯人は外道というか、逮捕されることによってカタルシスが得られるんですよ。『古畑任三郎』で推理が終わって背景黒くなってスポットライト当たるときとか、見てて気持ち良かったでしょ?
けど、『青の炎』は違う。主人公(犯罪者)に感情移入してしまうように出来ているんです。
だから、追い詰められていく主人公を読み進めていくのが辛くなってしまって。倒叙推理小説というのは、推理小説であるからには、犯人に幸福な結末は待っていないんです。それをわかりながら、救いのない結末に向かって読み進めていく。
面白いだけに余計タチが悪い。
まあ、個人的には大絶賛の作品だったりしますが。
拍手返信
7/9
> 23:24 AN/とてもよかったです。
どうもありがとうございます。最近はすっかり更新の滞っている『andante』ではありますが、現在執筆中ですので、もうしばらくお待ちを。
信憑性は定かではありませんが、『鋼の錬金術師』と『DARKER THAN BLACK』のアニメ第二期があるとかなんとか。ハガレンは前作のようなオリジナル展開ではなく、原作に沿ったストーリーだとかなんとか。本当なのかはわかりませんが。
……というか、ソースが今話題のアレだったりするので、実は割と信憑性あったりするのかもしれない。
個人的にはDTB二期が気になるところ。黒や銀、アンバーにまつわる物語は、一応一期で完結してるわけで。勿論、あの後の黒や銀の物語を描くことは可能でしょうし、26話みたいに一期の各話の間のストーリーを描くことも可能でしょう。ただ、猫や黄のいないDTBっていうのもなんだかなあって感じですし、契約者である黒の物語は本当に完結してしまっているんですよね。「黒より暗い」夢は黒自身の手で幕が下ろされてしまって。
まあ、第二期があるならあるで、是非見てみたいですし、楽しみに待とうと思いますが。
アニメ
既に今期チェックしようと考えているアニメが『コードギアス 反逆のルルーシュR2』と『ひだまりスケッチ×365』だけだったりします。
……なんていうか、ぶっちゃけチェックするのがめんどくなりました。第一話前から。
前期も『ソウルイーター』とか原作読んでてファンなのに見てませんでしたしね。個人的には『B壱』のが好きだったりしますが、外連味たっぷりで。
とりあえずギアス面白いよギアス。
幕間的な学園コメディの部分もしっかり本筋に絡めてますし、7話「捨てられた仮面」とか、ルルーシュの葛藤も色々と見え隠れしてますしね。
それに、キャラクター同士の外面と内面での関係の齟齬が見てて面白い。特にスザクとかね。……スザクの場合、内面での矛盾が見物だったりもしますが。
それについては、今週で決着の兆しというか、切っ掛けが見え始めましたね。
シャーリーはかなり好きなキャラだっただけに、今週の展開はちょっとだけ残念。ただ、作品としてはほんと素晴らしい出来でしたから、文句などあるはずもなく。シャーリーに関しても、ルルーシュがルルーシュ・ランペルージではなく、ゼロあるいはルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとして在ろうとする限り、あれは避けようのない展開だったでしょうから。
自身が悪であることを自覚した上で悪を行うのであれば、その者は全てを失う覚悟をしなくてはなりません。光の差す道を歩くことは、本来、決して叶わぬ泡沫の夢でしかないのです。
ユフィの件もそうですが、シャーリーについても、ルルーシュの悪のツケなんですよね、結局のところ。
さて、二クール目に入って、話が大きく動き出してきた感じ。
オレンジとかオレンジとかオレンジとか。
……ていうか、オレンジ格好良すぎ。なんでもピクチャードラマで今回の伏線が張られていた模様ですが、そちらはチェックしていないので知りませんでした。
シャーリーとオレンジ、得たものと失ったもの。天秤に掛けることは決して出来ませんが、それでもルルーシュは失ったものを背負い(背負うことさえ許されないかもしれませんが)、得たものと共に前へ進んでいくしかないんですよね。
自身が悪であると知りながら悪を為したのですから。
……それにしても、今回はシャーリーとオレンジと、名台詞がたっぷりあってお腹いっぱいです。次週も楽しみ。
お買い物
『ワールド・エンブリオ』4巻(森山大輔)
追い付いた。
読書
『朽ちる散る落ちる』(森博嗣)
『赤緑黒白』(森博嗣)
これにてVシリーズ完。
『赤緑黒白』で現れた、卓越した少女の正体は、言うまでもなく真賀田四季博士の幼少時代。ということは、VシリーズはS&Mシリーズよりも前の話ってことになりますよね。しかし、そうすると、『捩れ屋敷の利鈍』は?ってことになります。
これ、しばらくわからなかったんですよね、正直。
それが、へっくんのイニシャルだとか、『捩れ屋敷の利鈍』を読み直したりしたことで、何となく気付きました。ネットでそれとなく調べてみると、どうやら正解っぽいというか、正解と考えて良さそう。
……正直、ここまで作品を見事にクロスオーバーさせた作家を、僕は他に知りません。殆ど神がかっているとさえ言っていいと思います。
いや、ほんと、まさかあんな仕掛けが潜んでいるとは思いませんでした。そりゃ紅子さんも保呂草さんを遠ざけようとしますわ。ニアミスってレベルじゃねーぞ!な状態だったりしますし。
Vシリーズも読み終わった後でS&Mシリーズを読み直すと、新しい発見があるかもしれませんね。
まあ、その前に四季シリーズですが。
拍手返信
7/6
> 12:46 なんか今更ですけど、移転お疲れ様です。PC新調してようやくまたネットできるようになったいつものです。新作短編読みましたが、diaryに書いてあったとおり、所々端折っていて展開がかなり早く感じましたが、短編としてはまとまっていて面白かったです。あと、前々からうざいぐらい言ってますが改訂版ヴァイアラスに期待。ああいう中二病風味なバトル物大好きなので。 PS.そういえば、確か移転直前あたりに送った拍手がレスされていないので、移転のせいで記録が消えたんですかね……? 内容は、僕は『この世界を殺して』の存在は以前のdiaryの記事で知ってましたが、実際に読んだことはないってことです。
も、申し訳ない……。テストやら移転やらでごたごたしていて、勝手に返信したつもりになっていました。しっかりと目を通したので、内容そのものは大まかには覚えているのですが……。誠に申し訳ありません。
さて、話は変わって。厨二病とは褒め言葉です。特に奈須きのこや西尾維新のファンをやってる人間の小説としては。ネーミングとか、これでもかってくらい厨二病要素詰め込んでますからね、『ヴァイアラス』なんかは。『この世界を殺して』から派生した同じ世界観を共有する作品群(『Arch Enemy』、『破戒者』、『Meaning ZERO』、『西上ドッペルゲンガー』)辺りは言うに及ばず。ただし、『Arch Enemy』については、ネーミングだけに関しては厨二病要素排除していますが。何しろ実在の人物から借用しているわけですしね。これで厨二病全開だったら大変です。
改訂版『ヴァイアラス』は、先日の日記でも触れたとおり、華茂野(かもの)理乃(りの)という新キャラが登場します。あと、旧版でも名前だけ登場していた桂常大学付属高校第一男子寮鬼の寮長こと知代もフルネームを瀬和(せわ)知代として登場予定です。なんだか、一気に賑やかになったように思います。
また、ところどころにほんのり森博嗣テイストを埋め込もうと画策中。うまくいっているかどうかは微妙なところですが。
一応、半ば恒例となった行事として、第一章だけブログにて先に公開する予定です。
今日の名言
「Yes, your majesty」(ジェレミア・ゴットバルト / コードギアス 反逆のルルーシュR2)
……というか、ソースが今話題のアレだったりするので、実は割と信憑性あったりするのかもしれない。
個人的にはDTB二期が気になるところ。黒や銀、アンバーにまつわる物語は、一応一期で完結してるわけで。勿論、あの後の黒や銀の物語を描くことは可能でしょうし、26話みたいに一期の各話の間のストーリーを描くことも可能でしょう。ただ、猫や黄のいないDTBっていうのもなんだかなあって感じですし、契約者である黒の物語は本当に完結してしまっているんですよね。「黒より暗い」夢は黒自身の手で幕が下ろされてしまって。
まあ、第二期があるならあるで、是非見てみたいですし、楽しみに待とうと思いますが。
アニメ
既に今期チェックしようと考えているアニメが『コードギアス 反逆のルルーシュR2』と『ひだまりスケッチ×365』だけだったりします。
……なんていうか、ぶっちゃけチェックするのがめんどくなりました。第一話前から。
前期も『ソウルイーター』とか原作読んでてファンなのに見てませんでしたしね。個人的には『B壱』のが好きだったりしますが、外連味たっぷりで。
とりあえずギアス面白いよギアス。
幕間的な学園コメディの部分もしっかり本筋に絡めてますし、7話「捨てられた仮面」とか、ルルーシュの葛藤も色々と見え隠れしてますしね。
それに、キャラクター同士の外面と内面での関係の齟齬が見てて面白い。特にスザクとかね。……スザクの場合、内面での矛盾が見物だったりもしますが。
それについては、今週で決着の兆しというか、切っ掛けが見え始めましたね。
シャーリーはかなり好きなキャラだっただけに、今週の展開はちょっとだけ残念。ただ、作品としてはほんと素晴らしい出来でしたから、文句などあるはずもなく。シャーリーに関しても、ルルーシュがルルーシュ・ランペルージではなく、ゼロあるいはルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとして在ろうとする限り、あれは避けようのない展開だったでしょうから。
自身が悪であることを自覚した上で悪を行うのであれば、その者は全てを失う覚悟をしなくてはなりません。光の差す道を歩くことは、本来、決して叶わぬ泡沫の夢でしかないのです。
ユフィの件もそうですが、シャーリーについても、ルルーシュの悪のツケなんですよね、結局のところ。
さて、二クール目に入って、話が大きく動き出してきた感じ。
オレンジとかオレンジとかオレンジとか。
……ていうか、オレンジ格好良すぎ。なんでもピクチャードラマで今回の伏線が張られていた模様ですが、そちらはチェックしていないので知りませんでした。
シャーリーとオレンジ、得たものと失ったもの。天秤に掛けることは決して出来ませんが、それでもルルーシュは失ったものを背負い(背負うことさえ許されないかもしれませんが)、得たものと共に前へ進んでいくしかないんですよね。
自身が悪であると知りながら悪を為したのですから。
……それにしても、今回はシャーリーとオレンジと、名台詞がたっぷりあってお腹いっぱいです。次週も楽しみ。
お買い物
『ワールド・エンブリオ』4巻(森山大輔)
追い付いた。
読書
『朽ちる散る落ちる』(森博嗣)
『赤緑黒白』(森博嗣)
これにてVシリーズ完。
『赤緑黒白』で現れた、卓越した少女の正体は、言うまでもなく真賀田四季博士の幼少時代。ということは、VシリーズはS&Mシリーズよりも前の話ってことになりますよね。しかし、そうすると、『捩れ屋敷の利鈍』は?ってことになります。
これ、しばらくわからなかったんですよね、正直。
それが、へっくんのイニシャルだとか、『捩れ屋敷の利鈍』を読み直したりしたことで、何となく気付きました。ネットでそれとなく調べてみると、どうやら正解っぽいというか、正解と考えて良さそう。
……正直、ここまで作品を見事にクロスオーバーさせた作家を、僕は他に知りません。殆ど神がかっているとさえ言っていいと思います。
いや、ほんと、まさかあんな仕掛けが潜んでいるとは思いませんでした。そりゃ紅子さんも保呂草さんを遠ざけようとしますわ。ニアミスってレベルじゃねーぞ!な状態だったりしますし。
Vシリーズも読み終わった後でS&Mシリーズを読み直すと、新しい発見があるかもしれませんね。
まあ、その前に四季シリーズですが。
拍手返信
7/6
> 12:46 なんか今更ですけど、移転お疲れ様です。PC新調してようやくまたネットできるようになったいつものです。新作短編読みましたが、diaryに書いてあったとおり、所々端折っていて展開がかなり早く感じましたが、短編としてはまとまっていて面白かったです。あと、前々からうざいぐらい言ってますが改訂版ヴァイアラスに期待。ああいう中二病風味なバトル物大好きなので。 PS.そういえば、確か移転直前あたりに送った拍手がレスされていないので、移転のせいで記録が消えたんですかね……? 内容は、僕は『この世界を殺して』の存在は以前のdiaryの記事で知ってましたが、実際に読んだことはないってことです。
も、申し訳ない……。テストやら移転やらでごたごたしていて、勝手に返信したつもりになっていました。しっかりと目を通したので、内容そのものは大まかには覚えているのですが……。誠に申し訳ありません。
さて、話は変わって。厨二病とは褒め言葉です。特に奈須きのこや西尾維新のファンをやってる人間の小説としては。ネーミングとか、これでもかってくらい厨二病要素詰め込んでますからね、『ヴァイアラス』なんかは。『この世界を殺して』から派生した同じ世界観を共有する作品群(『Arch Enemy』、『破戒者』、『Meaning ZERO』、『西上ドッペルゲンガー』)辺りは言うに及ばず。ただし、『Arch Enemy』については、ネーミングだけに関しては厨二病要素排除していますが。何しろ実在の人物から借用しているわけですしね。これで厨二病全開だったら大変です。
改訂版『ヴァイアラス』は、先日の日記でも触れたとおり、華茂野(かもの)理乃(りの)という新キャラが登場します。あと、旧版でも名前だけ登場していた桂常大学付属高校第一男子寮鬼の寮長こと知代もフルネームを瀬和(せわ)知代として登場予定です。なんだか、一気に賑やかになったように思います。
また、ところどころにほんのり森博嗣テイストを埋め込もうと画策中。うまくいっているかどうかは微妙なところですが。
一応、半ば恒例となった行事として、第一章だけブログにて先に公開する予定です。
今日の名言
「Yes, your majesty」(ジェレミア・ゴットバルト / コードギアス 反逆のルルーシュR2)
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 (Blu-ray Disc)
posted with amazlet at 08.07.08
バンダイビジュアル (2008-08-22)
と、いうわけでかねてからの懸案であった移転を無事果たしました。
掲示板のログ等の移行は未完了ですが、その辺りについては追々直していこうと思います。ただし、PF-X.NETが復旧してからになりますが。兎にも角にも、これできっとストレスなく閲覧していただけるかな、と。
小説
『母へ』をアップ。……これ、実際いつ書いたやつだろう。確か別の構想の作品とネタが被ってお蔵入りにしたんだったと思いますが。
この手のシリアス短編は、淡々と、色々と端折って書くようにしてます。あまり真面目に書きすぎると、普通に長編くらいの長さになっちゃいますから。それも、鬱状態のまんま。
グレンラガンのやさぐれシモンなんか目じゃない長さです。
そういえば、『はーふ・あんど・はーふ ぷらすいち。』をNEWVEL登録してないことに今更気付く。……ま、いっか。
今は『はーふ・あんど・はーふ ぷらすいち。』をちょこちょこ書きつつ『ヴァイアラス』をメインで進めてます。
以前書いたように、ラブコメ色ちょっと強め。……とかやってたら、沙耶以上にヒロインっぽい女の子が出て来て困ってます。どう考えてもこっちのがヒロインフラグ立ってるだろ、という。
まあ、不遇キャラ万歳な立ち位置なんですけどねw
お買い物
『ワールド・エンブリオ』3巻(森山大輔)
残るは4巻。
読書
『捩れ屋敷の利鈍』(森博嗣)
『おいしいコーヒーのいれ方』10巻(村山由佳)
『イン・ザ・プール』(奥田英朗)
『狼と香辛料』7巻(支倉凍砂)
『ワールド・エンブリオ』3巻(森山大輔)
以上。
『狼と香辛料』は他の本に浮気してる内に、気付いたら埋もれてました。7巻読み終わったんで、今は8巻読んでます。
これが終わったら、『人類は衰退しました』の3巻に着手しようかな、と思います。
『捩れ屋敷の利鈍』。S&Mシリーズのファンにとってはたまらない一冊でした。不満があるとすれば、犀川先生が殆ど出て来ないこと。まあ、萌絵が出て来ただけでも十分ですが。
保呂草と萌絵の絡みっていうのも、なんか新鮮でいい感じ。
萌絵とか紅子とか、ああいうタイプが森博嗣お気に入りのヒロイン像なんでしょうか。僕は大好きですが。
あの手のキャラクタもいつか書いてみたいところ。
というか、今のところ、書いてるヒロインのタイプが偏っちゃってるんですよね、僕の場合。
明るいかお馬鹿か、お姫様か。お姫様といっても、萌絵や紅子のようなお嬢様とはまたタイプが違うのですが。
もう少しヒロインのタイプを広げてみたいところ。一応、以前プロローグだけアップした勇者が魔王の執事になるお話だとか、異世界に主人公が召喚されるお話だとかは、ヒロインのタイプがまた違うんですけどね。
『おいしいコーヒーのいれ方』10巻「夢のあとさき」。第一部完。
この作品って、主人公が本当に“男の子”なんですよね。不器用で意地っ張りで嫉妬深い。そんな“男の子”が主人公。
タイトルの『おいしいコーヒーのいれ方』というのは、その男の子が成長するための目標、一番の到達点なわけで。
その目標は主人公の勝利にとっては果てしなく遠いんだけれど、決して到達不可能な高みではない。そういう意味では、すごくリアルな成長物語なんですよね。
一人の大学生が人間として、自分の内面を乗り越えていく。
だから、「何やってんだよこいつ」とかって思っても、どこか共感してしまうんですよね。
こういう、繊細に人の弱さを描写する小説を書かせると、やっぱり村山由佳さんはとんでもなくうまいです。
あまり好きな表現ではありませんが、等身大の人間を書くんですよね。簡単なようで、それってすごく難しいんです。どうしても小説って誇張とか願望が入ってしまいますから。
『イン・ザ・プール』。多分初めて兄に勧められて読んだ小説。伊良部のキャラクタがかなり面白い。どこまでもふざけてるし、あまりにも医者らしくないんだけれど、最終的にしっかりと医者として患者を治療してしまう辺り、すごい医者。
注射フェチだったり、看護師も変人だったり、絶対にお世話になりたくない病院ではありますが。
こういう、一歩間違えば嫌悪の対象となりかねないキャラクタを魅力的に描けるっていうのはすごいことだなあ、と思います。
掲示板のログ等の移行は未完了ですが、その辺りについては追々直していこうと思います。ただし、PF-X.NETが復旧してからになりますが。兎にも角にも、これできっとストレスなく閲覧していただけるかな、と。
小説
『母へ』をアップ。……これ、実際いつ書いたやつだろう。確か別の構想の作品とネタが被ってお蔵入りにしたんだったと思いますが。
この手のシリアス短編は、淡々と、色々と端折って書くようにしてます。あまり真面目に書きすぎると、普通に長編くらいの長さになっちゃいますから。それも、鬱状態のまんま。
グレンラガンのやさぐれシモンなんか目じゃない長さです。
そういえば、『はーふ・あんど・はーふ ぷらすいち。』をNEWVEL登録してないことに今更気付く。……ま、いっか。
今は『はーふ・あんど・はーふ ぷらすいち。』をちょこちょこ書きつつ『ヴァイアラス』をメインで進めてます。
以前書いたように、ラブコメ色ちょっと強め。……とかやってたら、沙耶以上にヒロインっぽい女の子が出て来て困ってます。どう考えてもこっちのがヒロインフラグ立ってるだろ、という。
まあ、不遇キャラ万歳な立ち位置なんですけどねw
お買い物
『ワールド・エンブリオ』3巻(森山大輔)
残るは4巻。
読書
『捩れ屋敷の利鈍』(森博嗣)
『おいしいコーヒーのいれ方』10巻(村山由佳)
『イン・ザ・プール』(奥田英朗)
『狼と香辛料』7巻(支倉凍砂)
『ワールド・エンブリオ』3巻(森山大輔)
以上。
『狼と香辛料』は他の本に浮気してる内に、気付いたら埋もれてました。7巻読み終わったんで、今は8巻読んでます。
これが終わったら、『人類は衰退しました』の3巻に着手しようかな、と思います。
『捩れ屋敷の利鈍』。S&Mシリーズのファンにとってはたまらない一冊でした。不満があるとすれば、犀川先生が殆ど出て来ないこと。まあ、萌絵が出て来ただけでも十分ですが。
保呂草と萌絵の絡みっていうのも、なんか新鮮でいい感じ。
萌絵とか紅子とか、ああいうタイプが森博嗣お気に入りのヒロイン像なんでしょうか。僕は大好きですが。
あの手のキャラクタもいつか書いてみたいところ。
というか、今のところ、書いてるヒロインのタイプが偏っちゃってるんですよね、僕の場合。
明るいかお馬鹿か、お姫様か。お姫様といっても、萌絵や紅子のようなお嬢様とはまたタイプが違うのですが。
もう少しヒロインのタイプを広げてみたいところ。一応、以前プロローグだけアップした勇者が魔王の執事になるお話だとか、異世界に主人公が召喚されるお話だとかは、ヒロインのタイプがまた違うんですけどね。
『おいしいコーヒーのいれ方』10巻「夢のあとさき」。第一部完。
この作品って、主人公が本当に“男の子”なんですよね。不器用で意地っ張りで嫉妬深い。そんな“男の子”が主人公。
タイトルの『おいしいコーヒーのいれ方』というのは、その男の子が成長するための目標、一番の到達点なわけで。
その目標は主人公の勝利にとっては果てしなく遠いんだけれど、決して到達不可能な高みではない。そういう意味では、すごくリアルな成長物語なんですよね。
一人の大学生が人間として、自分の内面を乗り越えていく。
だから、「何やってんだよこいつ」とかって思っても、どこか共感してしまうんですよね。
こういう、繊細に人の弱さを描写する小説を書かせると、やっぱり村山由佳さんはとんでもなくうまいです。
あまり好きな表現ではありませんが、等身大の人間を書くんですよね。簡単なようで、それってすごく難しいんです。どうしても小説って誇張とか願望が入ってしまいますから。
『イン・ザ・プール』。多分初めて兄に勧められて読んだ小説。伊良部のキャラクタがかなり面白い。どこまでもふざけてるし、あまりにも医者らしくないんだけれど、最終的にしっかりと医者として患者を治療してしまう辺り、すごい医者。
注射フェチだったり、看護師も変人だったり、絶対にお世話になりたくない病院ではありますが。
こういう、一歩間違えば嫌悪の対象となりかねないキャラクタを魅力的に描けるっていうのはすごいことだなあ、と思います。
微妙に前回の言い回しの件と重複してますが。最近、ダブルミーニングなタイトルを考えることが多いです。
・クライ……cry/暗い
・Long……長い/切望する
・Tear……涙/引き裂く
・Leaves……葉っぱ/別れる
・セイバー……Saber/Savior
・Xi……ξ/11
・I'll……いる/ill
・最悪/災厄
みたいな感じ。最後二つちょっと無理ありますけど。ダブルミーニングというより、音が似てるだけですし。
メモ帳というか、ネタ帳で見付けたタイトルだと、『今、愛に生きます』とか。言うまでもなく市川拓司『いま、会いにゆきます』のパロディというかオマージュなタイトルですが。
タイトル系のネタは、ほんと突拍子もなく思い付いたものとか、ふと見付けた楽曲名やサブタイトルの類をメモしてるので、唐突に自分でも驚くようなのと出会したりします。
・Always With Me,Always With You
・Love Song Titled "Good-Bye"
・贋者の本当
・陽炎の街、影絵の夜
・きっと明日は来ない/Evar Lasting Lie
・消え行くあなたに薔薇を
・The Faintest Hope
・ゆめのおわり。/The End of Lie
・ライク・ザ・ピーターパン
・時間ごと止めて、恋。
てな具合。
これ見てるだけで、自分が当時何に影響受けてたのかとか、けっこうよくわかります。
あと、一時期邦題に英題で副題付けようとしてたんだってこととか。『消え行くあなたに薔薇を』は城平京『名探偵に薔薇を』の影響でしょうし、『Love Song Titled "Good-Bye"』は『最終兵器彼女』で使われてた『The Last Love Song』が元だったような気がします。『贋物の本当』は『Fate/stay night』か『Tales of the Abyss』かな?後者プレイしてませんが。
……個人的に、『時間ごと止めて、恋』がどこから出て来たのか、非常に気になるところ。僕の頭の中からこの手のロマンチックなタイトルが出て来るとは思えないので、何かしら影響を受けたものがあったんだと思いますが。ちなみに『The Faintest Hope』は「一縷の望み」の英訳。何かで調べたんだと思います。
タイトル以外の断片的なネタ書きですが、割とこちらも歌を元にしている場合が多いですね。特にアニソンだったりする場合が多いのはご愛敬。
元々何らかの物語と接点がある歌詞なことが多いので、イメージを膨らませやすいんですよね。
あとはやっぱり他の作品だとか。二次創作について語った時に触れたように、「自分だったらこの時こんな台詞言わせるのに」とか「自分だったらこう繋げるのに」みたいな、そういうイメージをとりあえずメモっておきます。それが積もり積もって、現在合計短編三、四話分ほどの分量に。
読み返してみると、自分でもいいと思うのがあったりします。こういうのって、冷静になって見直してみると微妙だったりすることが多いのですが、ごくたまに。
以下一例。
君はいつだって僕の憧れで。ずっと、その背中だけを追い掛けてきた。
けれど、君はもういない。
目指すべき背中は、もう見えない。
――それでも、僕は。
僕は、前に進むよ。
君の残してくれたものを無駄にしないために。君の切り開いてくれた道を、今は振り返らずに進もう。前を見て、まっすぐに。
目蓋を瞑れば、今だって君の背中が想い描ける。
その背中に恥じないように。
いつか振り返ったとき、君に笑顔で僕の背中を見守ってもらえるように。
前を見て。さあ――進もう。
これは多分中川翔子『happily ever after』の歌詞から連想したもの。
カミナの死を乗り越え、再び立ち上がったシモンが、確率時空の中で再びカミナと出会い、「あばよじゃねえ、一緒だろ!」と告げたシーンを思い描きながら書いた気がします。
続いて何を血迷ったのか、
「綺麗な顔してるだろ、デレてるんだぜ、それ……」
とか。元ネタが何かとか、言うまでもありません。ていうか、我ながらネタにするにしても不謹慎すぎます。
――ずっと、正義の味方に憧れていた。
子供の頃から、ずっと。この年になっても、未だに。
……けど、わかっている。わかってしまっている。俺は、正義の味方になんかなれないって。
だって。
大切な人たった一人さえ、護れないんだから――。
確か、これはワタメシ。最終回一個手前の対決シーンだった気がします。
この瞬間の真弥は最高に輝いてました。あのモノローグとか神。
あと、Fateもですね。Fateとワタメシを組み合わせただけ、って感じなので没っぽいです。
以下、特に元ネタとかないやつです。
「……あのですね、先生。客人としてもてなせとか、舐めたこと言いませんから、せめてビーカーコーヒーは勘弁して下さい」
「なんだ、不満か? ちゃんとドリップ式だぞ?」
「綺麗なビーカー使ってるってことはわかってるんですけど、やっぱり生理的に受け付けないっていうか。……そもそも、濾紙をフィルターにしてる時点で間違ってます」
「だが仕方ないだろう? これであれば備品として申請出来るからな。それに、ビーカーでコーヒーを飲むというのも理科の先生っぽいじゃないか」
「……先生、物理ですけどね」
なんで物理準備室にビーカーあるんだよ。
きっとノンフレームの楕円形の眼鏡掛けて、長い髪を無造作に引っ詰めた、タートルネックセーターと黒のタイトスカートに白衣でハイヒールの美人物理教師です。何故こんな具体的なのか、我ながら謎すぎます。
とりあえず理科教師はビーカーコーヒーだと思うんだ。
「あ、ああああ、あの!」
「……取り敢えず落ち着け?」
「うううう、うん。えっと……て、てて――手、繋がない!?」
「手? 別にいいけど」
「……こうもあっさり手を差し出されると、悩んだのが馬鹿みたいなんだけど」
「ならやめるか?」
「是非繋がせて!」
いちゃつく恋人シリーズ。初々しい関係、けど男はやけに沈着冷静、みたいな。たとえるなら《わたしの初恋成就、けれど相手は完全無欠に無感動!》みたいなっ! ……巫女子みたいにはいきませんね、うん。
んで、次ラスト。主人公は転校生の設定で。自分の席指定された時。
「……なんでこんなちっこいのいんのさ」
「ちっこい言うな」
「いや、だってちっこいし。……つーか、お前いくつだよ。実は小学生でしたとかいうオチ付けんじゃねえぞ」
「失礼ね。あたしは立派な高校生よ。十歳だけど」
「小学校に帰れ」
「飛び級なめんな」
これで恋愛とかラブコメ書くつもりはありません。俺はロリコンじゃない。好きになった(ryっていうネタでもありません。
これでラブコメ書いたら流石にまずいかなあ、と思いとどまりました。何らかの形で使う気満々ですが。
お買い物
『おいしいコーヒーのいれ方』10巻(村山由佳)
とうとう第一部完。
読書
『燃えよ剣』下巻(司馬遼太郎)
『ARMS』全22巻(皆川亮二)
『スプリガン』文庫版全8巻(絵:皆川亮二 原作:たかしげ宙)
部下想いな歳三さんの優しさに涙。
小姓市村鉄之助を江戸に送り返したり、斉藤一や松本捨助を江戸に向かわせたり、総司を見舞わせたり。鬼副長の中の人間らしさというか、この人にとって、新撰組っていうのはやっぱり掛け替えのないものだったんだなあ、と。
終盤、夢のシーンは本気で泣きそうになりました。
淡々とした語り口で進む辺りはいかにも伝記モノ。時折作者の脚注みたいなのが入ったりして。やっぱり新撰組っていいなあ、と思いました。
司馬遼太郎の作品は持ってないので、折角だから買ってみようかしら。
『ARMS』と『スプリガン』はヤバい。面白すぎる。マジ凄いです、この人の作品。
原作者とか原案協力者は違いますが、どちらも極近未来SFファンタジー。
戦闘シーンは静的なコマと動的なコマとが同居していて迫力がありますし、魅力的なキャラクターばかりで。
それに、主人公が一貫してるのもポイント。
個人的には『ARMS』の方が好き。ああいう日常から非日常に叩き落とされて、絶望の淵を彷徨いながら日常へと手を伸ばす、みたいなストーリー大好きなので。
しかし問題が一つ。
――『ヴァイアラス』の設定がかなり被った。
……今更作り直すつもりもないですけどね。
・クライ……cry/暗い
・Long……長い/切望する
・Tear……涙/引き裂く
・Leaves……葉っぱ/別れる
・セイバー……Saber/Savior
・Xi……ξ/11
・I'll……いる/ill
・最悪/災厄
みたいな感じ。最後二つちょっと無理ありますけど。ダブルミーニングというより、音が似てるだけですし。
メモ帳というか、ネタ帳で見付けたタイトルだと、『今、愛に生きます』とか。言うまでもなく市川拓司『いま、会いにゆきます』のパロディというかオマージュなタイトルですが。
タイトル系のネタは、ほんと突拍子もなく思い付いたものとか、ふと見付けた楽曲名やサブタイトルの類をメモしてるので、唐突に自分でも驚くようなのと出会したりします。
・Always With Me,Always With You
・Love Song Titled "Good-Bye"
・贋者の本当
・陽炎の街、影絵の夜
・きっと明日は来ない/Evar Lasting Lie
・消え行くあなたに薔薇を
・The Faintest Hope
・ゆめのおわり。/The End of Lie
・ライク・ザ・ピーターパン
・時間ごと止めて、恋。
てな具合。
これ見てるだけで、自分が当時何に影響受けてたのかとか、けっこうよくわかります。
あと、一時期邦題に英題で副題付けようとしてたんだってこととか。『消え行くあなたに薔薇を』は城平京『名探偵に薔薇を』の影響でしょうし、『Love Song Titled "Good-Bye"』は『最終兵器彼女』で使われてた『The Last Love Song』が元だったような気がします。『贋物の本当』は『Fate/stay night』か『Tales of the Abyss』かな?後者プレイしてませんが。
……個人的に、『時間ごと止めて、恋』がどこから出て来たのか、非常に気になるところ。僕の頭の中からこの手のロマンチックなタイトルが出て来るとは思えないので、何かしら影響を受けたものがあったんだと思いますが。ちなみに『The Faintest Hope』は「一縷の望み」の英訳。何かで調べたんだと思います。
タイトル以外の断片的なネタ書きですが、割とこちらも歌を元にしている場合が多いですね。特にアニソンだったりする場合が多いのはご愛敬。
元々何らかの物語と接点がある歌詞なことが多いので、イメージを膨らませやすいんですよね。
あとはやっぱり他の作品だとか。二次創作について語った時に触れたように、「自分だったらこの時こんな台詞言わせるのに」とか「自分だったらこう繋げるのに」みたいな、そういうイメージをとりあえずメモっておきます。それが積もり積もって、現在合計短編三、四話分ほどの分量に。
読み返してみると、自分でもいいと思うのがあったりします。こういうのって、冷静になって見直してみると微妙だったりすることが多いのですが、ごくたまに。
以下一例。
君はいつだって僕の憧れで。ずっと、その背中だけを追い掛けてきた。
けれど、君はもういない。
目指すべき背中は、もう見えない。
――それでも、僕は。
僕は、前に進むよ。
君の残してくれたものを無駄にしないために。君の切り開いてくれた道を、今は振り返らずに進もう。前を見て、まっすぐに。
目蓋を瞑れば、今だって君の背中が想い描ける。
その背中に恥じないように。
いつか振り返ったとき、君に笑顔で僕の背中を見守ってもらえるように。
前を見て。さあ――進もう。
これは多分中川翔子『happily ever after』の歌詞から連想したもの。
カミナの死を乗り越え、再び立ち上がったシモンが、確率時空の中で再びカミナと出会い、「あばよじゃねえ、一緒だろ!」と告げたシーンを思い描きながら書いた気がします。
続いて何を血迷ったのか、
「綺麗な顔してるだろ、デレてるんだぜ、それ……」
とか。元ネタが何かとか、言うまでもありません。ていうか、我ながらネタにするにしても不謹慎すぎます。
――ずっと、正義の味方に憧れていた。
子供の頃から、ずっと。この年になっても、未だに。
……けど、わかっている。わかってしまっている。俺は、正義の味方になんかなれないって。
だって。
大切な人たった一人さえ、護れないんだから――。
確か、これはワタメシ。最終回一個手前の対決シーンだった気がします。
この瞬間の真弥は最高に輝いてました。あのモノローグとか神。
あと、Fateもですね。Fateとワタメシを組み合わせただけ、って感じなので没っぽいです。
以下、特に元ネタとかないやつです。
「……あのですね、先生。客人としてもてなせとか、舐めたこと言いませんから、せめてビーカーコーヒーは勘弁して下さい」
「なんだ、不満か? ちゃんとドリップ式だぞ?」
「綺麗なビーカー使ってるってことはわかってるんですけど、やっぱり生理的に受け付けないっていうか。……そもそも、濾紙をフィルターにしてる時点で間違ってます」
「だが仕方ないだろう? これであれば備品として申請出来るからな。それに、ビーカーでコーヒーを飲むというのも理科の先生っぽいじゃないか」
「……先生、物理ですけどね」
なんで物理準備室にビーカーあるんだよ。
きっとノンフレームの楕円形の眼鏡掛けて、長い髪を無造作に引っ詰めた、タートルネックセーターと黒のタイトスカートに白衣でハイヒールの美人物理教師です。何故こんな具体的なのか、我ながら謎すぎます。
とりあえず理科教師はビーカーコーヒーだと思うんだ。
「あ、ああああ、あの!」
「……取り敢えず落ち着け?」
「うううう、うん。えっと……て、てて――手、繋がない!?」
「手? 別にいいけど」
「……こうもあっさり手を差し出されると、悩んだのが馬鹿みたいなんだけど」
「ならやめるか?」
「是非繋がせて!」
いちゃつく恋人シリーズ。初々しい関係、けど男はやけに沈着冷静、みたいな。たとえるなら《わたしの初恋成就、けれど相手は完全無欠に無感動!》みたいなっ! ……巫女子みたいにはいきませんね、うん。
んで、次ラスト。主人公は転校生の設定で。自分の席指定された時。
「……なんでこんなちっこいのいんのさ」
「ちっこい言うな」
「いや、だってちっこいし。……つーか、お前いくつだよ。実は小学生でしたとかいうオチ付けんじゃねえぞ」
「失礼ね。あたしは立派な高校生よ。十歳だけど」
「小学校に帰れ」
「飛び級なめんな」
これで恋愛とかラブコメ書くつもりはありません。俺はロリコンじゃない。好きになった(ryっていうネタでもありません。
これでラブコメ書いたら流石にまずいかなあ、と思いとどまりました。何らかの形で使う気満々ですが。
お買い物
『おいしいコーヒーのいれ方』10巻(村山由佳)
とうとう第一部完。
読書
『燃えよ剣』下巻(司馬遼太郎)
『ARMS』全22巻(皆川亮二)
『スプリガン』文庫版全8巻(絵:皆川亮二 原作:たかしげ宙)
部下想いな歳三さんの優しさに涙。
小姓市村鉄之助を江戸に送り返したり、斉藤一や松本捨助を江戸に向かわせたり、総司を見舞わせたり。鬼副長の中の人間らしさというか、この人にとって、新撰組っていうのはやっぱり掛け替えのないものだったんだなあ、と。
終盤、夢のシーンは本気で泣きそうになりました。
淡々とした語り口で進む辺りはいかにも伝記モノ。時折作者の脚注みたいなのが入ったりして。やっぱり新撰組っていいなあ、と思いました。
司馬遼太郎の作品は持ってないので、折角だから買ってみようかしら。
『ARMS』と『スプリガン』はヤバい。面白すぎる。マジ凄いです、この人の作品。
原作者とか原案協力者は違いますが、どちらも極近未来SFファンタジー。
戦闘シーンは静的なコマと動的なコマとが同居していて迫力がありますし、魅力的なキャラクターばかりで。
それに、主人公が一貫してるのもポイント。
個人的には『ARMS』の方が好き。ああいう日常から非日常に叩き落とされて、絶望の淵を彷徨いながら日常へと手を伸ばす、みたいなストーリー大好きなので。
しかし問題が一つ。
――『ヴァイアラス』の設定がかなり被った。
……今更作り直すつもりもないですけどね。









