a World in a World内DoZunの日記です
厳しい……
えー……大変申し訳ないのですが。『andante』の今月中更新は難しいと言わざるを得ない状況になりつつあります。
というのも、色々と忙しくて、殆ど自宅PCに向かう時間がなかったり、向かってたとしてもワードやらエクセルで作業してばっかだったり(ちなみに、小説を書くときはVertical Editor使ってます。おすすめ)。というわけで、小説自体書く暇が取れてないんですね、はい。
一応、今はちょっと余裕出て来たので、カタカタやってるわけですが。……こんなことやってないでさっさと続き書けって話ですね。
問題は時間だけじゃなくて、長いこと遠ざかってた反動か、ラブコメがうまく書けないんですよね。
以前にも書いたかもしれませんが、シリアスものはとにかく情報量を詰め込むタチでして。ラブコメはそこから出来るだけ情報を削除したり、一人称で軽い感じの文章を書くように心掛けているのです(それが反映されてるかは微妙ですが)。
暫くの間、マブラヴSSばっかり書いてた所為で、ラブコメ仕様の文章がなかなかしっくり来ないわけで。
試行錯誤しながらやってます。


一応、来月の頭には最悪でも『はーふ・あんど・はーふ ぷらすいち。』を二話ほど掲載するつもりです。
もうしばらく見捨てずにいていただければ幸いです。
……いや、だから
ここで新ネタ考えるとか、きっとおかしいから。
どうしてラブコメばっかり新ネタ出て来ちゃうんでしょうね。漫画とか読んでると、ふと膨らんでくるんですよね。
主人公は男子校に通ってて、そこに突然の転校生、その正体は幼い頃結婚の約束した幼なじみでした――みたいな。勿論、腐った展開にはなりませんので悪しからず。
最近っていわゆる“男の娘”作品多いじゃないですか。それに触発された形になるのかも。この際逆の方がやりやすい、っていうのと、ハーレムものはどうしてもうまく書けそうにないというのがあって、そうなったのですが(ならマブラヴSSはどうなんだ、って話ですが)。
まあ、当分書くつもりないですけどね。実際問題、忙しすぎてそれどころじゃなかったりします。
……この分だと、今月中の『andante』更新は難しいかもしれません。現在再度書き始めてようやく3000字程度。プロット自体はある程度頭の中で出来上がっているのですが、それを形にする時間が絶対的に足りていません。
当分はバイトする時間さえなさそうという状況なので。
もし本当に今月中に更新出来なかった場合、『はーふ・あんど・はーふ ぷらすいち。』の掌編辺りを二つほど公開しようと考えています。


読書
『夏への扉』/『The Door into Summer』(ロバート・A・ハインライン/Robert A. Heinlein)

日本語版と英語版両方読みました。
SF作家の巨匠ハインラインの最高傑作とも名高い、古典SFの名作。あまり沢山のSFを読んできたわけではありませんが、確かにこれは数あるSFの中でもトップクラスであると言わざるを得ません。
タイムマシン・タイムパラドックスを扱った作品は数あれど、これを上回る作品はそうそうないでしょう。
詳しくはネタバレになるので書きませんが、SFに興味があるのであれば、是非とも読んで欲しいところ。
尤も、ネタバレの先入観なしで読んで欲しいとも思いますが、ネタバレされていたとしても十二分に楽しめる作品なのですが。
本当に申し訳ないです……
……なんというか、放置しすぎだろうという。
流石に一ヶ月間が空くのはまずいってことで、とりあえず日記だけ書いてみます。ついさっき、スポンサー広告なるものが点灯しましたが。
なんでこんなに間が空いてたのかという言い訳をしますと、ネタがなかったから、というのもあるのですが……正直に白状します、マブラヴに浮気しまくってました。
あ、あとバイトとか学校の方の仕事が忙しくって書く暇がなかったっていうのもあります。……しかし、七月辺りから殆ど本買えてなかったりするんですけどね。お金が欲しい。


お買い物
『魔法先生ネギま!』23巻(赤松健)

こんだけ。お金がなくって……伏見つかさ先生の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とかレジミルコンビの『アカイロ/ロマンス』とか『ブラックラグーン』とか『クビツリハイスクール』とか、欲しい本は沢山あったんですけど。
まあ、手元にはまだまだ大量の本がありますので、しばらくはそちらで満足するしかありませんね。
……お金が欲しい。


読書
しかし全然読めていないという罠。
『The Door into Summer』も読まなきゃいけないのに。時間が欲しい。


返信
拍手やメッセージを送ってくださった方々、返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
> くろねこさん
同じ教えるということでも、塾講師と学校の先生とでは違うということなんでしょうか。よくよく考えてみれば、塾講師はただ勉強を教えればいいだけなので、確かに性質が全く違うのかもしれませんね。
子供に勉強を教えるのって、どうして楽しいんでしょうね?友達同士で教え合うのとはまた違った感じで。
なんにせよ、これからも頑張ってみようと思います。
> 渡り鳥さん
どうもありがとうございます。『andante』は色々とネタ出ししている最中なのですが、そのネタが一度消滅して半分程まで書き上がっていた話がパァになってしまったのです。
やっとモチベーションを持ち直してきましたので、せめて今月中には更新出来ればと思います。


拍手返信
8/31
> 19:32 生k(ry というわけでお久しぶりです。いつもの人です。久しぶりなのにいつものって矛盾してますけども。何か、前々回と前回の更新の間隔よりもさらに間が開いてる気がしますが、気のせいですかそうですか。冗談はさておき、新作も面白そうですけど、個人的にはArchEnemyとかヴァイアラスとかArchEnemyとかandanteとかArchEnemyなんかの方が楽しみなので、そっちの方も頑張ってほしいな〜なんて思ったり思わなかったり。……いっそ、DoZunさんの二次創作読むために無印マブラヴとオルタをやってみようかしら。 by相変わらず長文で中二くさいいつもの PS.diaryで毎回のように紹介されている森博嗣さんの小説に興味が出てきたんですが、DoZunさんのおすすめって何かありますか?
なんとか生きていたようです。間が空いてしまって、誠に申し訳ありません。せめて今月中に一度くらいは更新したいと思います。マブラヴの方も区切りのいいところまで進みましたので。
『Arch Enemy』は大事なことなので三回言ったんですね。わかります。渡り鳥さんへのレスでも書きましたように、『andante』は書きかけの部分が消失してしまい、モチベーションが急降下中だったりします。今構想している部分が色々と難しかったりすることもあって。
マブラヴは全年齢版も出ていますので、グロテスクだとかショッキングなシーンがきついのであれば、そちらを手に取ることをお勧めします。オルタは主人公のボイスが追加されている部分とかもあったりしますので。お勧めです。
森博嗣についてですが、基本はまず『すべてがFになる』から始まるS&Mシリーズでしょうか。または、現在映画で話題になっている『スカイ・クロラ』シリーズ。とりあえずはこの辺りから読み始めてみて、合えば続きを読む、というようにするのが良いかと。

『ヴァイアラス』 第一話 「覚醒」
お茶を濁すということで、『ヴァイアラス』リメイク版のプロローグと第一話の途中までを掲載してみます。

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 ――耳障りな、甲高いアラート。吼えることしか知らぬ番犬のように響き渡っている。
 とある、研究所の一室だった。
「所長、駄目ですッ……! 暴走、止まりません!!」
 青白い光を放つディスプレイを覗き込み、ひっきりなしにキーボードを打鍵しながら、若い研究員は声を張り上げた。
 所長と呼ばれた人物は、何も言わずに煙草をくわえ、無骨なオイルライターで火を点けた。所長という肩書きにはあまりにも似つかわしくない、外見からすれば二十代半ばほどの女性だった。白衣のポケットに片手を突っ込み、フレームのない楕円型の眼鏡の奥で目を細める。涼やかな視線は、じっとディスプレイに向けられていた。
「やっぱり、無茶な研究だった……っていうことかしらね……」
 嘆息するように、彼女は紫煙を吐き出した。傍らにある硝子製の灰皿には、吸い殻と鈍色の灰が山のように積み上げられている。吸い殻のフィルターには、いずれも赤いルージュの跡が付いていた。
 座り心地を重視して選んだ、お気に入りの革張りの椅子に深く腰掛けたまま、彼女は天井を仰いだ。眼鏡にディスプレイの光が反射して、瞳を覆い隠す。
 けたたましいアラート音は依然として止まない。警報ランプから発せられる光が帯のように室内を横断し、無数のディスプレイと資料の上に赤い残光を残す。目が痛くなるような、光の洪水の中、彼女は瞬きさえ殆どすることはなく、ぼんやりと虚空を見つめていた。
 唇の隙間からゆっくりと上る煙は、線香を彷彿とさせる。
「所長、早急に指示を!」
 研究員の声に「やれやれ……」と苦く呟く。
 緊急時対策用のマニュアルは渡してあったはずだ。この研究所に、マニュアルを一度読んだだけでは覚えられないような無能者がいたとでもいうのだろうか。あるいは、マニュアルを読んでいないだけなのか。精々二、三分程度しか要さない、簡単な内容であったはずだが。まさか読めなかったということはあるまい。
 もしそんな者がいたのであれば、この結果も必然と言えるかもしれない。
 ……悪い冗談ね、と彼女は内心で自らの失態を恥じた。
 まだ半分以上も長さを残した煙草を灰皿の縁に押し付けてから、無造作に吸い殻の山の上に放る。一番新しい吸い殻は山を転げ落ちてデスクの上に僅かな灰を撒き散らした。
「第二から第六実験室までを封鎖。職員は実験室内の主要資料を至急回収すること。回収が完了し次第、封鎖しなさい。――山根君」
「はい」
 山根と呼ばれた初老の研究員が、返事をして立ち上がる。
 彼はこの研究所の副所長を務めている。即ち、彼女の片腕に当たり、彼女に次ぐ権限を有していることになる。
「第零実験室を即時確認して来てちょうだい。……“あれ”の状況次第では、室内を封鎖・爆破すること。その見極めはあなたに一任するわ。……方法はわかっているわね?」
 山根は無言で頷く。無表情を装ってはいるが、額に浮かんだ汗と、唾液を飲み下して上下した喉が、彼の緊張を如実に物語っていた。
 扉をくぐる彼の後ろ姿を視線だけで見送って、彼女は小さく溜息を吐いた。
 長い黒髪を束ねていたヘアクリップを外し、軽く首を回転させるように振る。無造作に背中まで伸ばされた髪が大きく波打った。
 そのときだった。
「――第四から第六研究室の封鎖、間に合いません!」研究員の一人が怒号のような大音量で叫んだ。「……“特殊寄生体”、研究所外部へと飛散……大気中を拡散していきます!!」
「そう……」
 再度ディスプレイに視線を落とし、つまらなさげに相槌を打つ。
 特殊寄生体――この研究所における唯一の研究対象が外部へ漏れたとなると、かなり面倒なことになる。これまで、研究は極秘裏に行われてきたが、これほどの大事となってしまっては、最早隠しきることは不可能だ。今は良くとも、数年もすれば確実に影響が出る。ならば、数日以内にこの研究所や特殊寄生体のことを世界中に公表する必要があるだろう。
 まったく、面倒なことになったものだ。
 隠蔽が不可能になったこと自体は、彼女にとってはどうでもいいことだった。それによる影響への懸念はあるし、事態の収拾やその後の対応についても尽力するつもりではある。
 だが、そちらに忙殺されて自分の貴重な研究自体が浪費されるとあっては大問題だ。
 人間としての倫理を完全に捨て去ったわけではないが、彼女にとっては、世界に与える影響よりも研究の方が遥かに重要なのだ。それが科学者というものであり……何より、これまでの己が所業を鑑みれば、今更善人を気取ることなど到底出来はしなかった。
 いずれにせよ、過ぎたことはもうどうしようもない。
 この研究所は、誰にも邪魔をされることなく、好きなだけ未知の存在を研究出来るとあって、気に入っていたが、研究自体は別の場所でも出来るのだから。
 考えようによっては、今後はより多くの生きたサンプルを得られるのだ。決して悪いことばかりではない。
 ただ、今現在彼女の胸に引っ掛かっている憂鬱が一つ。
「――早々に次の職場を見付けなくてはならないわね……」
 煙草を取り出しながら、心底面倒臭そうに彼女は呟いた。
 出来れば食事の世話をしてくれる場所がいい。料理は、あまり得意ではなかった。